僕は『福祉理容師』として活動しているわけですが胸を張って『福祉理容師菅原です!!』って言えます。
当店を利用されるお客様からしたら『なるほどね~病院の理容師さんだもんね~』と思っていただけますが一般の方には『理容師』と何がどう違うのか?ただ理容師に福祉ってつけただけだろって思う方もいますよね笑
まあ実際ただつけただけなんですけど。
理容師と『福祉理容師』何が違うのか…
昨日の続きです。
昨日のページ
③精神障害の方への対応
これは僕が病院内施設にいるから(メンタルヘルスという精神科があります)慣れていると言ってしまえばそれだけなんですが…
来店される方も通院時に髪も切ってくって方が多いです。
来てくれてるお客さんも『病院の理美容室だから安心』って感じで来てくれてると思います。
なので僕もそういう方と接するときは最初から心を開くようにしています。というのも精神障害や心の病を抱えてらっしゃる方は心を閉ざしていたり自分が周りから変な目で見られてるのではと不安でいっぱいなんですね。なのでこちらから心を開いて接すると少しずつですが心を開いてくれる方が多いような気がします。
『福祉理容師』として少しでも心に寄り添えたらなと思っております。
④認知症の方への対応、接客、施術
認知症の方への対応は今色々な業種の方が勉強していますよね。
認知症サポーター講習というものが全国で定期的に開催されています。講習を受けると『オレンジリング』がもらえます。
これですね。
医療関係、福祉関係のお仕事をされている方は受講されている方が多いでしょう。区役所、市役所等の行政機関の方もオレンジリングをしている人を見かけますね。
日本は超高齢化社会でかなりの方が認知症、または予備軍となっています。
一見なんともなさそうな人が話してみると『認知症だな』ってすぐわかります。
認知症の方への対応は難しいです。
同じことをずーっとしゃべり続ける人、ずーっと動き回ってる人、今さっき言ったことをすぐに言う人…様々な症状の方がいて接客するわけですが…
『福祉理容師』として一つ大事な事があります。
それは…
『絶対に否定はしないこと』
髪型の注文も技術者目線で見たら明らかにおかしいだろって思ってもご本人の御希望通りに仕上げる。これが大事ですね。
認知症の方は『今』の事はすぐ忘れてしまって『過去』の事は覚えているか方が多いです。接客面ではお客様の一番輝いていた頃の話を聞いてみるとすごく素敵な笑顔でお話しされる方が多いです。
男性なら仕事バリバリこなしていた時の話とか女性ならお子さんの話とかね。
まとめ
『福祉理容師』わかっていただけたでしょうか?文章が下手すぎてわかりにくいと思いますが…笑
まだまだ『理容師』としても成長していきたいですし『福祉』の部分も学んでいかなければならないと思っております。
日々精進します。
kajiji
freepeace代表
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