売上額より利益額が第一!!

タイトルにあるように理美容店を営む場合(どんな商売でもそうだが…)売上額より利益額が大事だ。
今年に入り小山昇氏の著書に書いてあり僕ははじめ『なにを当たり前のこと言ってんだ』と思った。

ちょうど確定申告の書類を作っていた時で毎日数字と格闘し数字を見るのも嫌になっていた時期だ。
(ほんとめんどくさいんすよ涙)

確定申告をやったことがない方もいるだろうから説明させていただきます。
確定申告とは…

一年間店を営業してどれだけ利益があったのか申告すること。
僕のような個人事業主は毎年申告する義務があるのです。
一年間の売上額から事業を運営するためにかかった経費を引いて利益額をもとめる。その利益額に所得税や住民税等各種税金がかけられ納める仕組みになっています。
規模が大きい会社や理美容店は税理士に頼んでやってもらうところがほとんどでしょうが僕みたいな個人事業主だと税理士にお願いするお金もないので自分で書類をまとめて提出しているわけです。

普段は一ヶ月ごとに売上の数字を見ながら前月や前年の同月の数字と比較したりしていました。
そしてもっと頑張って売上を伸ばそうと躍起になってました。
もっともっとと…

でも気持ちだけはあるのですがなかなか結果がついてこない。
売上がのびたぁ~っと思っても一年間でトータルしたら前年より下がってたり…
そんな目先の数字にとらわれていたんです。
そんな時に小山氏の本を読み『一流は売上額より利益額をもとめる』ってあって『なるほど~一流は利益額か~』と単純思考の僕は『一流』という言葉にひかれていったのです笑

利益額っていうのは先程も書いたように(一年間の売上額-一年間にかかった経費=利益額)なので自分のほんとの利益額っていくらなのか計算してみました。
※確定申告で一年間の利益額は毎年だしていたが個人事業主は事業以外にかかった金額も経費に計上できるためほんとの利益額は知らなかった。

…思ったより少なかった(。・ω・。)

『こんだけ経費(仕入)かかってんだ…』

月々で見たらそんな大したことない数字なんだけど一年したらけっこういい額。

そして一年間に買った店に関連したものを事細かに調べ無駄なものがないかチェック。

いっぱいありました…。

まず今年の目標!!
『無駄なものは徹底して買わない』

そして材料費の中で一番ウェイトを占めていたのがカラー剤でした。

『一年間にこんなにカラー剤買ってんのか…』

金額にしたらかなりいい額。
ここをもっと削れないか…とあることを思いだし早速ググって…

『RR美容商社』!!

Facebookでフォローしている美容界のタイガーマスクこと網野さんがオススメしていたこともあり以前から気にはなっていたんですが『うちはいいかな~』なんて勝手に思っていました。
ナプラのカラー剤がなんと390(税抜き)
計算してみたら今まで使っていたカラー剤の年間経費との差額がありえないくらい。

おいおい嘘だろ…

こんなに差額がでるのか…

これが一年、二年…
10年後とかになったら…
かなりの経費削減。

速攻切り替えました(。・ω・。)

今まで贔屓にしていたディーラーには申し訳ないがこっちも生活がかかっているので…

三年やってきて初めてまともに数字と向き合いました。
遅いですね。

現代は少子高齢化。どんどん人口は減っていく中理美容店はその少ない牌を奪い合う構図です。
売上額が増えない中で生き残って行くには『いかに経費を減らし利益額を残すか?』非常に大事な部分だと思います。

僕の今年のテーマは『生活はミニマムに、経営もミニマムに』

一年の折り返しが来たタイミングでなに言ってんだか…

自分でも笑ってしまいます。

頑張ります!!

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kajiji

freepeace代表